待ちに待っていたスーパーGTの開幕戦が終わりました。
rn二週間前の合同テストの結果から最適と思われるマシンセットアップでフリー走行を走り始めました。
rn金曜日はウェットだったため、ある程度の確認に留まりましたがレインタイヤの確認も含め、まずまずの感触。
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予選はフリー走行とはうってかわり春らしいいい天候の中、全車タイムアタック合戦をしました。
rn僕たちの作戦は、2セット使えるNEWタイヤの1セット目でトップ10に入り、スーパーラップで2セット目を使い更にポジションを上げる作戦でした。
rnしかし、1セット目を使ったタイムアタック中に赤旗が出てしまいアタックを断念。
rnタイヤというのは一度熱が入るとその後グリップが落ちる傾向がありタイムが出ないので、仕方なくトップ10に入るべく午前の予選で2セット目を使い再アタック。
rn500クラスとの混走時間にアタックをしたんですが、クリアラップをとるのが難しく、その中でなんとかタイムを絞りだしスーパーラップに駒を進める事が出来ました。
rn今年、僕はシーズンを戦う上で開幕戦の予選からスーパーラップに入る事が非常に重要だと考えていたのでまずはその課題はクリア出来ました。
rnチームも車も突然強くなったり速くなったりする事はないです。
rnそう言った意味で、一発の速さを試される予選で常にトップ10に入る事は非常に重要な訳だね。
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そして、昨日迎えた決勝。
rn土曜日と同様、良く晴れた天候の中レースがスタート。
rnそしてスタートドライバーは池田。
rnレース後半は500クラスのマシンを気にしながら同じ300クラスと闘わなくてはならないため、自分のペースを掴みにくくなります。
rn彼はまだボクスターGTでのマイレージが稼げていないため、ある程度自分のドライブに集中出来る前半スティントを行って貰いました。
rnそしてフルタンクの重いマシンを上手くドライブし、いいペースで走行。
rn順位の変動はあまりなかったけどグッジョブでした。
rnただ、予想以上に気温が高く路面温度が上がったためタイヤの消耗が激しくマシンのオバーステアを無線でピットに伝えて来ました。
rnそして、ドライバー交代のためピットイン、僕と交代します。
rnとそこでハプニングが発生。
rnタイヤ交換の際、右フロントタイヤがなかなか取れなかったのです。
rnそこで大幅にタイムロスをし僕はピットアウト。
rn予定では、僕に交代後始めの10周くらいをプッシュし追い上げる作戦でいました。
rnしかも、ロスタイムを挽回しなくてはならなかったのでなおさらです。
rnがしかし、それをしてしまうと、明らかにタイヤがもたない可能性が高く、特にガソリンを積んでマシンが重くなったピットアウト後の10周くらいはタイヤを痛めてしまうのでプッシュすることを抑え我慢の走りに徹することに。
rnそんな中、なんとかタイヤライフをコントロールしながら順位を少しずつ上げていき、9位でフィニッシュ。
rnなんとかポイントを獲得しました。
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開幕戦を終えある意味、僕たちの現時点の総合力は9位ということなのだと思います。
rnシリーズは全9戦です。
rn毎レース確実にひとつずつ上がって行けば勝利は見えて来るはず。
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楽しみにしていて下さい。